
いい宅建求人を探したい!
- 宅建資格を生かせるおすすめの求人は?
- ホワイトな宅建求人の探し方は?
- 注意したほうがいいブラック職場はどう見分ける?
宅建資格を必要とされる求人は、ハローワークでもたくさん目にしますが、
資格があるからといって即年収につながるわけではありません。
中小企業では宅建資格手当までは出ないことがありますし、大企業であっても2〜3万円程度がほとんどです。
どちらかといえば、手当で年収がアップするというよりは、
資格を通して不動産業界で信頼を得、成果を上げて年収につなげるというイメージがいいでしょう。
今回は、宅建資格を生かせるおすすめの職場をご紹介します。
激務になりがちな業界だからこそ、安心できそうな職場・ブラックになりそうな職場の見分け方もお伝えしますよ。
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この記事の目次
宅建資格を生かせる求人は?

宅建士の資格を生かせる求人は?
1. 売買仲介営業
売買仲介営業は、不動産を「買いたい人」と「売りたい人」との間に立って取引を行います。
お客様と接する時間が長く、特に交渉力や熱意が必要です。
宅建資格取得者は、主に買いたい人の担当になることが多いでしょう。
不動産という大きな買い物なので、お客様は不動産の知識を豊富に持っている宅建士に信頼を置くのです。
年収は400万円〜1000万円が相場であるものの、成果によってかなり増減します。
中には、年間1000万円以上の給料を稼いでいる営業マンもたくさんいますよ。
2. 賃貸仲介営業
賃貸仲介営業とは、大家さんと「借りたい人」の仲介をして賃貸契約をまとめる仕事のことです。
エイブルやレオパレス21など、身近な店舗での求人もたくさんあります。
若いお客様が多く、不動産の知識が豊富な宅建資格者はお客様の信頼を得やすいです。
ただ、仕事の単価は小さいため、スピード感をもって数をこなさなくてはいけません。
年収の相場は大体400万円〜600万円程度ですが、賃貸仲介営業も成果によって増減する職種です。
3. 土地や収益物件の仕入れ・販売
不動産の所有者に売却の交渉をし、その不動産を商品としてお客様に販売します。
単に不動産を仲介するだけではなく、販売マーケティング力や企画力、交渉力が重要です。
この仕事では、宅建資格で学んできた法律や条例をしっかり理解することが求められます。
年収は600万円〜1200万円が多く、成果を上げている営業マンは年収2000万円以上の人もいますよ。
4. マンション管理員
いわゆる「マンションの管理人さん」のことです。
賃貸マンションの入退去や入居者間でのトラブルを管理する仕事ですね。
入居者同士のトラブルには、民法を学んできた宅建士の資格が活かされます。
また、賃貸マンションの管理には「借地借家法」と呼ばれる法律が適用されるため、宅建士は重宝されますよ。
年収はおおよそ300万円〜500万円のところが多いです。
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ホワイトな宅建求人を見分けるポイント

ブラック職場を避けてホワイトな職場を選ぶために
1. ホームページに「スタッフ紹介」がある
ホワイトな会社は、ホームページに「スタッフ紹介」が載っていることが多いです。
もし、あまりにも頻繁にスタッフが入れ替わっている場合、そのようなページは載せにくくなると思いませんか?
ですので、まずはスタッフ紹介ページがあるかをチェックしてみましょう。
経歴なども載っているようなら、各担当者がどのくらいそこで長く勤めているかも確認できます。
2.「代表者のあいさつ」や「経営理念」に賛同できる
企業で働くにあたっては、代表者の考えに賛同できるかどうかは大事なことですよね。
求人に応募する前に、ホームページで企業理念をチェックしてみましょう。
代表者の想いや、職場環境にどれだけ配慮されているかなどが分かります。
このあたりが言及されていない企業は避けるのが無難です。
3. 開業まもない会社には要注意
新規出店への勤務や開業したばかりの会社には気をつけましょう。
勤務体制がきちんと整っていないところは業務量が多くなりやすく、安定した職場環境とは言い難いです。
ただ、会社に勢いや情熱があるところはもちろん評価できるので、
「自分の力で会社を盛り上げたい!」という人はチャレンジしていいですよ。
4. 商材の単価が非常に大きい不動産営業はおすすめしない
商材は億を超える不動産がメインという会社もあります。
ただ、こういう大きな不動産の営業職は、要注意です。
商業施設やホテルなどの不動産開発や用地仕入れは、どうしても契約までに長期間を要しますよね。
長期間契約が取れないというのは精神的にもキツイですし、なんとなく肩身も狭くなりがちです。
1件売れれば大きい仕事ではあるものの、1件も売れずに辞めていく社員も少なくありません。
5. 土地の新規開拓系の営業はおすすめしない
土地の新規開拓がメインの会社も、精神的ダメージが大きい傾向にあります。
土地を開拓していくためには、土地所有者と粘り強く交渉していかなくてはいけません。
一生懸命交渉しても、断られることが当たり前の世界です。
入社数年目でも、実績次第で年収が高くなるのは魅力的ですが、ノルマもきつい場合があるので注意しましょう。
6. 大手企業の収益マンション開拓営業はおすすめしない
大手企業が展開している収益(賃貸)マンション開拓も、ノルマがきつい傾向です。
賃貸マンションも土地がなければ成立しませんよね。
賃貸マンション用地の開発には長い時間と難しい交渉が必要です。
ですので、自然と勤務時間が長くなり離職率が高い業界になっています。
7. 中堅企業のマンション管理業務は休みが取れない
マンション管理業務をする中堅企業は、募集要項通りの休みが取れないことが多いです。
賃貸マンションには様々な入居者がいるので、クレームや要望がひっきりなしにあります。
騒音問題やゴミ問題など、いろいろな問題に対して、
入居者とマンションオーナーとの間を取り持っていかなくてはいけないので、業務量がとても多いです。
残業が増えるなど、過酷な労働環境になりやすいことを頭にとめておきましょう。
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