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不動産賃貸営業の転職体験談

不動産管理営業マンの仕事はきつい?ノルマやクレームのリアルな実態

不動産 管理 きつい

不動産管理営業マンの仕事はきつい?

  • 不動産管理の仕事はきつい?
  • 不動産管理と賃貸営業の仕事はどっちが大変?
  • 不動産管理はクレーム対応も多い?

不動産管理会社や仲介会社に入社した場合、不動産管理の仕事を担当することがあります。

不動産管理と聞くと、「物件を管理すること」とざっくりしたイメージを抱きがちですが、

その仕事は、家主様の代わりに空室募集や契約の手配を行ったり、トラブル時の対応をしたりと、多岐に渡ります。

賃貸営業とは異なり、不動産管理ならではのきつさがあるため、

転職を考えるのであれば不動産管理の実態についても知っておくとよいでしょう。

この記事では、不動産管理と賃貸営業の違いや、不動産管理の仕事をきついと感じる理由について紹介します。

不動産業界で働くことを視野に入れている方は、目を通してみてくださいね。

この記事を書いた人

私は、25歳から10年間、不動産賃貸営業を担当しています(副店長職)。

約150名いる従業員の中で、年間営業成績1〜3位の間をキープしています。

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不動産管理の仕事内容:賃貸営業とはどう違う?

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不動産管理と賃貸営業の仕事の違いは?

まずは不動産管理と賃貸営業の仕事内容を比較してみましょう。

不動産管理(賃貸管理):家主様がお客様となり、家主様の代わりに物件のトラブル解決や空室募集、入居希望者からの契約手配を進める

賃貸営業:部屋探しにご来店されたお客様に対し、空室物件を案内し、契約を円滑に進める手伝い(仲介)をする

両方を体験した私としては、不動産管理がきついと感じました。

職場の環境や給料については不動産管理も賃貸営業も大差ありません。

大きく違うのは、お客様と付き合う期間です。

仲介業務を行う賃貸営業であれば、たとえ相性の悪いお客様であったとしても、

ほかの不動産会社や自社で賃貸契約が決まった時点で付き合いは終わります。

しかし不動産管理の場合、お客様が退去するまで関わり続けなければなりません

苦手なお客様から電話がかかってきたときは、気持ちが沈んだものです。

一方で、不動産管理は賃貸営業より早く帰宅できるという側面もあるので、

プレッシャーやストレス耐性に自信のある方であれば不動産管理がおすすめできるとも言えるでしょう。

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不動産管理の仕事がきつい理由6個

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不動産管理の仕事がきついと感じる理由とは

1. 飛び込み営業に近い営業スタイル

不動産管理には、新たな管理物件を取得するための外回り営業がありますが、基本的に飛び込み営業に近いスタイルです。

営業の手順としては、

  1. 店舗周辺の空室調査
  2. 家主様の特定
  3. 家主様への管理委託の営業

となります。

家主様の特定は、法務局に行き登記簿謄本を取得すれば簡単に住所が分かるため、簡単です。

家主様の住所が遠方であれば、手紙にて管理委託の営業を行います。

しかし、家主様が近くに住んでいる場合、電話番号などの事前情報がない限り、

アポなしの飛び込み営業となるケースがほとんどです。

相手にされなかったり、迷惑がられたりということもあり、仕事が辛く感じてしまいがちです。

2. 契約書作成業務など、細かい業務が多い

不動産管理には契約書の作成など細かな業務も多々あります。

管理会社は物件を管理しているため、不動産仲介会社から入居申込書が送られてくれば、

入居のための審査、契約書作成、入居前チェック、入居鍵の準備をしなければいけません。

繁忙期になれば、この契約書作成業務が、1日に平均7〜8件、多い時には10件を超える日もあり、

常にパソコンとにらめっこが続く状態となります。

これらの業務を鍵交換やほかの不動産仲介会社からの問い合わせなどと並行して対応しなければいけないため、繁忙期は毎日大忙しでしたね。

3. 突発的に入る案件があって忙しい

物件管理をしている以上、水漏れや隣人からの騒音トラブル、ゴミ問題などで、入居者様から突発的な電話が入ります。

このようなトラブルについては、内容次第で早急に現地に向かわなかればいけないのですが、

場合によっては水漏れでフロアがプール状態に、騒音トラブルは警察沙汰になっている状況もあり得ますので、

現地に到着するまで毎回ドキドキしていました。

私が経験したなかでも特に印象に残っているのは、「天井から水漏れしてきた」との電話があった時です。

急いで現地に向かうと、複数の箇所から滝のように水が流れているのを確認しました。

上階の引越しで洗濯機を設置する際、業者様が壁裏にある給水パイプを折ってしまったことが原因だったのですが、

このようなトラブルはいつでも起こりうるため、突発案件にはいつもドキドキしています。

4. 入居者からのクレームでストレスがたまる

仲介業のように自分が起こしてしまったクレームを自分で解決するのではなく、

ほかの不動産会社が契約したお客様から入居後にクレームが発生することがあります。

内容は、「清掃がしっかり出来ていない」、「蛇口から水漏れしている」、「キッチンのドアが壊れている」などさまざまです。

これらは本来入居前にチェックしておくべき内容ですが、見落としがあることもあり、クレームが発生します。

私が受けた入居後のクレームとして、「入居当日なのにゴキブリが1匹入り込んでいる!」というものがありました。

結局、そのお客様が当日退去したのですが、ゴキブリの入居は原因不明どころかどうしようもできないため、とても困惑したクレームでした。

5. 入学・卒業シーズンなど繁忙期の忙しさがきつい

入学、卒業シーズンや転勤シーズンなどの繁忙期は特に忙しく、仕事がきつく感じます。

この時期は前述した契約書の作成業務に加え、退去清算もしなければなりません。

退去清算は、お客様の立会予定日や修繕会社の取り合いにもなるので、迅速な動きが重要になってくるのです。

手配が遅れたり、立会ミスが起きたりすると、一気に状況が変わって大忙しとなってしまうので、繁忙期は社員全員がピリピリしています。

私も普段は怒らない場面でも、後輩にキツイ言葉を言ってしまうことがあり、仕事が終わってから謝ることも多かったです。

6. ちゃんとした会社に入らないと給料が低い

不動産管理は、会社の規模によっては給料が期待できないのも現状です。

不動産管理の営業に成功して管理物件を契約してもらえても、給料が上がることはありません。

ボーナスに反映されることはありますが、継続的に入金される管理料に対し、ボーナスに反映されるのは1回のみです。

賃貸仲介も年収は低い方ですが、賃貸仲介より大きな売上を上げにくいので、

月の給料を上げるには、長年の勤続年数が必要になってきます。

ただし、会社によってはホワイトなところもあるので、結局は「どういう会社に入社するか?」がとても重要になると言えるでしょう。

ある程度のお給料を稼ぎたい人は、しっかりと利益を出している中堅〜大手以上の企業を狙ってみるのがおすすめです。

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