
不動産賃貸営業のスキルを活かせる転職先は?
- 不動産賃貸営業から転職するならどんな職種?
- 不動産賃貸営業からの転職者は多い?
- 不動産賃貸営業のスキルはどんな場面で活きる?
「不動産賃貸営業のノルマがきつい…」「がんばっても給料が上がらない」…そんな理由から、転職を検討する人は多くいます。
転職するのであれば、これまでのスキルを少しでも活かせる場所で働きたいものですよね。
不動産賃貸営業経験者は、不動産に関する知識を有するだけでなく、営業職としてのスキルもあるため、
不動産業界内外問わずぴったりの転職先が見つかるはずです。
この記事では、不動産賃貸営業から転職を希望する人が多い理由や、不動産賃貸営業経験者におすすめの転職先について紹介します。
不動産賃貸営業を辞めて、新たなステージで働きたいと考える方は、参考にしてみてください。
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この記事の目次
不動産賃貸営業から転職希望者が多いのはなぜ?

不動産賃貸営業からの転職が多いのはなぜ?
不動産賃貸営業から転職が多い理由として、努力が給料に反映されにくいということが挙げられるでしょう。
ほとんどの不動産賃貸会社が固定給であり、売上が良ければ賞与としていただくようになります。
私は、10年間不動産賃貸営業に従事してきましたが、全社員150名の中でトップ3を維持できる売上を上げていました。
ですが、月々の給与は変わらず、賞与としての評価が変わりましたが、
売上ワースト3の営業マンと年収を比べた時に、たった10万円しか変わらなかったのです。
売上だけでなく、契約本数も年間100契約近くも差があったことや普段の業務量にも差があったことで、
頑張っても意味がないという気持ちになりました。
契約本数や業務内容が多いことで、ノルマ達成のために残業や休日出勤も多くなります。
仕事のためには家族やプライベートの時間を犠牲にして当たり前という環境がつらくなり、退職を決意しました。
ここからの内容では、不動産賃貸営業の経験やスキルを最大限生かすことのできる転職先の選択肢を紹介します。
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不動産賃貸営業からの転職におすすめの職種

不動産賃貸営業からの転職先としておすすめなのは?
1. 不動産売買営業への転職
不動産賃貸では、どんなに頑張ってもなかなか給料が上がりませんが、同じ不動産でも売買営業となると話は別です。
売買営業は、基本給+歩合給の不動産会社が多く、1契約の単価が高額なことから、
売上成績次第では、年収1000万円は夢の世界ではありません。
独身ということであれば、ほとんどの給料を自由に使えますし、既婚者であれば、一発逆転の生活を送れる可能性もあります。
私が働いていた不動産賃貸会社からも、数名ほど不動産売買会社に転職しました。
みんな忙しいながらも、お金に困った生活はしていないようです。
2. 経理事務への転職
不動産賃貸営業は多くのお客様と接するため、クレームに対応することも少なくありません。
「怒られてばかりで人と関わりあうのが嫌だ」、「クレーム対応が怖い」という方には、経理・事務関係の仕事をおすすめします。
不動産賃貸営業では、毎月数十件のお金の見積もりや請求書、物件データの作成などの事務作業を行うため、
経理に関係する業務経験がゼロというわけではありません。
3. 運転系の仕事への転職
不動産賃貸営業の接客業務が苦手だと感じている人には、運転系の仕事への転職もおすすめです。
タクシーや小型トラックの運転手などであれば、自分が運転してきた経験を存分に活かすことができるでしょう。
4. ノルマのないルート営業への転職
営業職のほとんどはノルマがあるのが当然ですが、ルート営業については、ノルマがないケースも少なくありません。
ルート営業は、すでに決まった営業先へ訪問し、サービスや商品を提案営業する仕事です。
すでに取引している営業先ですので、新規開拓のようなプレッシャーはなく、気持ちをラクにして取り組むことができます。
新規開拓がないという点においては、不動産賃貸営業と同じです。
同系統の営業であり、かつ、物件という商品が自社のサービスや商品に変わっただけと考えると、
ルート営業という職種は不動産賃貸営業経験者にとっておすすめの転職先と言えるでしょう。
ただし、ルート営業はノルマがない可能性が高いと言っても、すべての会社に該当するわけではありません。
5. 不動産管理業への転職
同じ不動産賃貸会社でも、働く会社によって働き方が変わる可能性も高いです。
せっかく身に付けた不動産賃貸の知識を無駄にしたくはありませんし、今更ほかの業界に移ることがためらわれるという方もいることでしょう。
そんな場合は、賃貸管理業に移ることを検討してみましょう。
不動産管理業は、毎回初見のお客様を案内することはなく、既に管理を委託されている家主様と取引をすることが多いです。
管理している物件の外壁塗装や空室部屋のリノベーションなどの修繕提案し、売上を上げていくのです。
管理物件を増やしていかなければ、当然売上は頭打ちになってしまいますので、アポを取り、管理委託提案の営業をします。
賃貸仲介ほど契約を取れるわけではないため、契約成立までに苦労することもありますが、
その分契約が取れた時の嬉しさは、賃貸仲介の何倍にもなります。
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