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不動産賃貸営業の転職体験談

不動産賃貸営業はブラック?10年働いて結局転職した私の体験談

不動産賃貸営業 ブラック

(不動産賃貸営業ってブラックなの?)

  • 不動産賃貸営業ってブラックなの?
  • 営業ノルマを達成できないと詰められる…って本当?
  • 残業は多い?残業代はちゃんと出る?

不動産賃貸営業は「ブラックだからやめとけ」という口コミ評判はかなり多いですね。

ただ、実際にこの業界で働いている者の実感としては、

ブラックもホワイトも両方ある」というところが実態だと思いますね。

特に未経験で転職を目指す方は、ブラックにまちがえて入りがちなので注意して下さい。

この記事では、現役営業マンの私が昔に体験したブラックな不動産賃貸営業会社の実態を紹介します。

これから不動産賃貸営業で働こうと思っている方は、ブラックな会社に入らないようにこの記事を参考にしてくださいね。

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私が実際に経験したブラックな不動産賃貸営業の実態…

不動産賃貸営業 ブラック

(不動産賃貸営業のブラックな実態を紹介)

 

私は25歳のとき、契約社員として不動産賃貸仲介営業会社に入社しました。

当時の私の会社は、最初は契約社員として入社し、その後、

営業ノルマを達成したら正社員に昇格させてもらうというシステムになっていました。

(今から考えたら、こういう仕組みはかなりブラックですね)

私が働いていた不動産賃貸仲介営業会社は、

営業ノルマ2ヶ月連続達成が正社員昇格ノルマの合格ラインでした。

契約社員から正社員に昇格するために勉強したこと

↓ノルマを達成するために、毎日夜中の0時まで会社に残ってこれらを勉強してました。

  • 営業方法
  • 各エリアの特徴
  • 条件ごとの優良物件までの道のり
  • 契約書、見積書の詳細

今思えば、無茶していたなと笑ってしまいます。

私は運良くノルマ達成できて正社員になれたからよかったですが、

もし、達成できていなかったとしたら完全ブラックな状態でずっと働き続けることになっていたと思います。

これから賃貸営業マンに転職する人は、なるべく「入社時点から正社員」として採用してもらえる会社を選んで求人に応募していくのが良いでしょう。

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正社員になって「月給18万円→25万円」とアップ

入社半年ほどして、正社員昇格ノルマを達成し無事正社員となり総支給25万円、手取り20万円にあがりました。

契約社員の時は給料が総支給18万円で、

手取りは14万円ほどだったと思います。

売上を上げても歩合はつきませんが、

正社員に昇格すると18万円から25万円に給料が上がるため、

毎日必死で働いたのを今でも思い出します。

ノルマが達成できるようになると仕事が楽しくなってくる

営業にも慣れてきて、月々のノルマを達成できるようになると、

仕事が楽しくなくなってきました。

私が在籍していた会社では、契約金の入金があった時点で売上に換算していくので、

月末に近くなるほど、翌月の売上に加算していくのです。

たとえば、当月150万円の売上を作りましたが、会社の締め日までに100万円の入金で止まってしまうと、残りの50万円は来月の売上ということになります。

翌月のノルマが仮に100万円だとすると、この時点で50万円の売上ができているので、残り50万円分の契約を取れば、ノルマ達成ということになるのです。

ノルマ達成が「普通」になると仕事がつまらなくなってくる(刺激のない毎日…) 

このような流れで売上を作っていくので、毎月ノルマの達成に刺激が無くなり、次第にやる気はなくなっていきました。

終礼後に店長とノルマを達成するための反省会を毎日行うことが当たり前となり、仕事終わりの自分の時間も確保できず苦痛だったことを覚えています。

役職者へと昇格!今までと全く別の動きに困惑

私の最終役職は副店長でしたが、仕事内容が変わりました。

  • 店長のサポート
  • 営業マンのノルマ管理
  • 営業補佐、
  • クレームの対応

自分で営業するのではなく部下の営業を補佐する仕事なので、

達成できない社員に対し、怒りと謝罪と後悔の念で頭がおかしくなりそうでした。

クレーム処理については、特に厳しいという気持ちはありませんでしたね。

何らかの理由により、お客様が不快に思われているので、内容に対し誠心誠意謝罪するのみでした。

しかし、「責任を取れ!」怒ってくるお客様も多く、クレーム対応の難しさにも頭を抱えていました。

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35歳のときについに転職を決意…

25歳で入社し、お客様に喜んでもらうためにさまざまな賃貸物件探しや提案をして、

給料を上げるためやノルマ達成のために、夜中の0時まで会社で勉強やお客様の物件を探す毎日を送ってきました。

業務やノルマ達成になれてきたことで、仕事にやる気を見いだせなくなっていき、副店長として部下の営業補助やクレーム対応をしてきました。

営業社員の教育不足による店舗全体のノルマ未達成による責任やクレーム処理、深夜まで続く会議に嫌気がさし、

35歳で転職を考えるようになります。

最終的に転職を決断した理由は、期末面談のときの上司からの一言です。

「今期賃貸部門が年間ノルマを達成できなかったのは君たち副店長、店長の責任です。今期賃貸部門のボーナスはカットとさせていただきます」と言われ、私の気持ちは切れてしまいましたね。

家族に相談し、転職したいことを伝えると特に止められることもなく了承を得ました。

どうやら妻も、私が毎日0時過ぎに帰宅することや、休日に家にいないような仕事に嫌気がさしていたようです。

そして、上司になんとか承諾を得て1ヶ月後には退職となりました。

大手不動産会社から小さな不動産管理会社へ転職

転職先は、社長合わせて4人しかいない小さな不動産管理会社へ転職しました。

賃貸管理がメインですので、大きなトラブルが無い限り、9:00〜18:00の業務時間で仕事が終わり、休日も固定のためプライベートの時間を確保できるようになりました。

不動産業界の経験があることで、給料も優遇してくれて年収も上がり転職してよかったと思っています。

不動産賃貸営業は、会社の規模によって働き方が大きく変わりますので、

営業を本格的にしたいのであれば大規模の不動産を目指し、落ち着いた働き方をしたいのであれば、小規模の不動産会社を探してみることをおすすめします。

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